タミフルはインフルエンザの治療薬として有名ですが、10代の未成年者が服用したことで異常行動がみられたため、現在では10代の子供には制限されています。タミフル服用で本当に異常行動が起きるのかを説明していきます。

タミフルの画像

季節性インフルエンザに集団感染したらタミフル?

季節性インフルエンザは毎年、冬休みのころ流行します。これは冬休みの間は人ごみの多い場所に行く機会が多く、集団感染をしてしまうからです。
インフルエンザウイルスは低温で、湿度が低い場所で活発に活動します。空気中にも1日から2日程度漂うことができ、感染した人が触ったドアノブや、つり革などからも感染してしまいます。くしゃみや咳によっても簡単に感染してしまい、潜伏期間も1日から2日程度のため、あっという間に集団感染してしまいます。
インフルエンザに感染するとタミフルが処方されます。タミフルは抗インフルエンザ薬の一つで、主に小さな子供や大人に処方されます。なお、10代の未成年の場合、突然笑いだす、外に飛び出す、興奮状態になる、話しかけても反応しないなどの異常行動が起こることがあります。タミフルだけが原因ではないですが、10代の子供には使用はしないこととなっています。
タミフルは発症後2日以内に服用を開始すると、熱が下がり、関節痛も和らいできます。おおよそ服用してから2日後には症状が改善され、食欲も戻り、体が自由に動くようになるので外出しようと考えてしまいますが、3日目からは鼻水や咳が出始め様々な人に感染させてしまう危険性があります。タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑え込んでいるのに過ぎないので、ウイルスが体内からいなくなる1週間は外出を控えるようにしましょう。
季節性インフルエンザが集団感染した場合、タミフルは効果がありますが、あまりに使い過ぎるとタミフル耐性型のウイルスが出現します。この場合、薬を使用しても効果がなく、さらに感染を広めていってしまいます。体調が良くなったからといって薬の使用をやめてしまうと耐性型ウイルスが出現しやすくなるので、きちんと飲みきるようにしましょう。